損をしない火災保険を申請する方法とコツを解説

火災保険の申請って、どうやるかご存知ですか?
保険は、緊急時に活用するものなので、恐らくこの記事を読まれているあなたはご存知ではないと思います。
この記事では、火災保険の申請から受取り、工事の依頼までをどういう手順でやるのが最も簡単か解説していきます。
・火災保険の申請を簡単にするコツ
・自宅の修理、リフォームでなるべく自費を使わないやり方
火災保険を申請するにはどうしたらいい?
火災保険の申請には、様々な書類を用意する必要があり、建物に関する知識がない素人の方が個人ですべてを完結させることは難易度がかなり高いです。
必要な書類は、下記の通りとなります。
・保険金請求書
・事故内容報告書
・修理の見積書
・自然災害であることを証明する写真
特に、修理に必要な見積書は素人には作成できません。
損害箇所の写真撮影も、屋根の上などは危険なので素人はやらない方が賢明です。
「それじゃあ、火災保険は申請できないじゃないか!」
と思われるかもしれません。
なので、ここでは火災保険の申請をする為にプロにお任せすることになります。
具体的にどんな業者にお願いするのか?ですが、
①リフォーム、修理の専門業者に依頼する
②火災保険の申請サポート業者に依頼する
大きくはこの2つの業者になりますが、火災保険を申請する場合どちらかの業者の協力は必要不可欠になります。
業者別 火災保険申請のメリット、デメリット
では、この2種類の業者のそれぞれのメリットとデメリットを下記の表にまとめてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
リフォーム会社、工務店 | ・見積りから工事までを一貫して依頼できる | ・保険への知識が低い可能性あり →保険金のみで賄えない可能性あり(自費が必要になる) |
火災保険申請サポート | ・建物、保険と両方の知識が豊富 →十分な修理資金を確保できる可能性が高い |
・一緒に工事の依頼ができない →工事業者を別に探す必要がある |
一見、楽に見えるはリフォーム会社や工務店にお願いするパターンです。
建物の修理に必要な見積りから写真撮影など書類の準備に必要なことに対応してもらえます。
しかし、保険金は請求したものが満額支払われるかどうかは、保険会社の裁量になります。
保険金を使って工事をすることが前提となっていることが多いので、認定された保険金が少ない場合は修理に必要なお金は自費で出さなければなりません。
逆に、火災保険申請のサポート業者は、火災保険の認定をサポートする業者になります。
建物、保険両方に精通しており、保険の認定までをスムーズに行うことができます。
しかし、工事の請負はしていないので、修理に関しては別に工事業者を探さなければならないというデメリットが存在します。
火災保険の申請のコツ!保険と修理は分けて考えた方が良い
リフォーム会社、工務店のデメリットは、保険金の認定額が少ない場合に、自費で修理をしなければならないデメリットがありました。
また、火災保険の申請サポート業者は、工事の請負をしてくれないので、工事業者を探す必要があることを上記で説明してきました。
実際に、どうすれば経済的な負担を少なくして修理ができるのかを下記にまとめました。
1. 火災保険の申請は、サポート業者の力を借りる
火災保険の申請に関しては、火災保険申請のプロに相談するのが一番です。
火災保険申請の診断を行ってくれる業者は、Googleで検索するとたくさん出てきます。
選び方で注意して欲しいのは、「代行」「保険屋と交渉」などを謳っている会社は、違法行為になるので間違っても選ばない様にしてください。
弊社も火災保険申請のサポートを専門としています。
弊社は、火災保険の申請に関する全般(建物の調査、書類の作成など)に対応しています。
弁護士事務所と業務協力もしてますので、法律遵守で対応させていただいております。
リフォーム会社に連絡する前に、火災保険申請のサポートを利用した方が良い理由ですが、
『修理に必要な予算を先に確保する為』です。
予算を先に決めておかなければ、上記で説明している通り、保険金が降りなくても自費で工事をしなければならなくなってしまうからです。
予算を確保し、その範囲内で修理依頼をすれば、必要以上のお金を使うリスクがなくなります。
2. 修理・リフォームは地元の優良企業を探す
修理を依頼する業者は、地元のリフォーム会社、工務店を探すことになります。
タウンページをみて探すか、Googleで「地域名+リフォーム」みたいに検索をすれば、お住まいの地域のリフォーム会社や工務店が出てくると思います。
ただ、無数にある業者から、どこが良いのか判断するのはとても困難です。
なので、どうすれば良いかというと
「一括見積り比較サイト」を利用してみてください。
これらの見積りサイトも、Googleで検索すれば複数出てきます。
こういった比較サイトは、全国にある業者からあなたのお住まいの地域、修理したい箇所、工事内容に応じて最適な業者を選定してくれます。
候補となりそうな業者を選定し、複数者から相見積もりを取れば工事費用を下げることにつながる可能性も出てきます。
無駄な時間を削減でき、なるべく安く仕上げてくれる候補となる会社を絞り込むことができるのは、とても効率が良いです。
火災保険の申請方法まとめ
この記事では、火災保険の申請方法のコツについて解説してきました。
火災保険の申請には、損害箇所を修理にかかる見積書、自然災害によって損害を報告書など、素人が用意するのは困難なものが多く、専門業者の力を借りる必要があります。
通常、自然災害で火災保険の申請を行う場合、リフォーム会社や工務店などに工事の見積りを依頼するのと同時に行うことが多いですが、そのやり方はあまりオススメできません。
理由は、リフォーム会社、工務店の協力で火災保険を申請した場合、保険金が工事費用に対して不足しても自費で修理をしなければならなくなる可能性があるからです。
(契約上、工事することを義務付けられることがあります。)
また、請求した満額を得られても、全額工事に使うことになってしまう可能性が高いです。
なので、まずは火災保険の申請を専門にしているプロに調査をしてもらい、手元に資金を用意してから工事に取りかかった方が色々な選択肢を選ぶことが可能となります。
補足になりますが、火災保険で受け取った保険金は、修理に使わなければならないという決まりはありません。
保険金はお見舞金のような位置付けとなっているので、使い道は自由にして良いのです。
修理をして残りを貯蓄にまわす、そもそも保険金を受け取って修理をしないというのも火災保険の規約上まったく問題ありません。
今後の修繕費として貯蓄しておくのも良いと思いますし、自由がきくのが最大の特徴です。
(保険の契約によって、修繕が必要な場合もあります。念のため加入している保険の内容をご確認ください。)
一手間かかってしまいますが、経済的な負担を負うリスクを考えると、この方法がベストではないかと思います。
弊社へのご相談、調査は無料で行わせていただいております。
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