雪害で雨樋が壊れた!保険で修理ができるか検討してみませんか?

大雪の被害で雨樋が破損してしまった場合、保険を使って修理をすることができます。

 

雨樋が雪で壊れる場合、重みによって全体が歪んでしまうケースが多いです。

 

その為、交換しないと本来の機能を発揮することができませんので、その修理代も高額になりがちです。

 

少しでも経済的な負担を減らす為、保険の適用をおすすめしたいです。

 

実際に、どのようなケースで保険の認定を受けられるのか、弊社が実際に対応してきた事例を交えながら解説していきます。

この記事でわかること
・雪害で壊れた雨樋の修理に適用できる保険について
・保険が適用された雨樋の損害事例

 

雪害で雨樋の修理に保険は使えるのか?

大雪の重みや落下で雨樋が破損してしまった場合、火災保険を使って修理をすることができます。

 

雪害は「雪災」という補償が適用される

火災保険は、火災にも様々な自然災害で受けた損害に対して補償を受けることができます。

 

基本的に、火災、風災、水災、雪災、雷災、雹災が補償項目になっています。

 

雪が原因による損害は、雪災の対象となります。

 

主に、雪の重みや落下による被害、雪崩で押しつぶされたりした場合に適用されいます。

 

豪雪地帯だと、融雪によって洪水が発生することがありますが、洪水や水濡れによる損害は雪災の対象になりません。

 

火災保険で修理できないもの

上記の通り、自然災害で損害を受けた場合には火災保険で補償を受けることができますが、経年劣化で破損してしまった場合は火災保険を適用させることはできません

 

何もないところでいきなり雨樋が脱落してしまうことは考えにくく、台風の通過後や大雪が降り積もったあとに壊れていることに気づくことが多いです。

 

しかし、経年劣化で痛んでいたのか、自然災害が原因で壊れたのか、素人には判別が難しくなってしまいます。

 

その場合は、専門の業者に診てもらった方が正確です。

 

築年数が経過していると、経年劣化と自己判断をしてしまいがちですが、せっかく火災保険に加入していても保険金の払い損になってしまいます。

 

自然災害が原因なら、修理代の手出しの大部分をまかなえる可能性がありますので、火災保険の活用をご検討してみると良いです。

 

火災保険には請求期限がある

自然災害による損害の火災保険の適用条件は、自然災害による破損事故が発生してから「3年以内」に請求したものに関して補償を受けることができます。

雪害で雨樋の損害が認定された事例

雨樋の役割、破損は放置しても大丈夫?

雨樋は、日常生活の中ではあまり気にする部分ではなく、機能が悪くなったところですぐに支障が出ることはほとんどありません。

 

しかし、雨樋の役割は建物を保護することが目的となっていますので、機能が低下していると雨水が上手く流れなくなります。

 

長期間に渡って放置してしていると、雨水や雪解け水が滞留していきます。

 

滞留した水は、外壁を伝って雨水が侵入してくることにより、建物を腐敗させていき、やがて雨漏りに発展していく可能性がありますので壊れたまま放置しておくことは良くありません。

 

雪災で認定された雨樋の損害事例

実際に雪災で火災保険が認定された雨樋の損害事例をご紹介します。

 

パッと見では、経年劣化に見えてしまうかもしれませんが、火災保険で災害認定をされています。

 

下記の3件は、雨樋全体に歪みが発生しています。

雨樋の歪みは、大雪の重みが原因になることが多く、前側に倒れ込んでしまったり、勾配が逆になってしまうケースが多く見られます。

 

こちらは、雨樋の継ぎ目が外れてしまっています。

こちらも雪の重みに耐えられず、破損してしまった例になります。

 

雨樋を留めている金具が破損をしてしまっています。

雪の重みによって金具が外れてしまっていました。

留め具の破損は、勾配不良を起こすため雨水の流れが悪くなり本来の役割を果たせなくなります。

 

雨樋の修理費用の目安

雨樋の修理は、部分的な補修であれば数万円で済ませられます。

 

しかし、雪害で壊れている様なものは、雨樋全体に歪みや脱落が発生していることが多く、部分補修では対処できず、ほとんどのケースで全面的な交換が必要になります。

 

全面的な交換となると、30坪ほどの戸建てで、一般的な雨樋の修理費用は20万円〜40万円程度はかかります。

 

高所作業になりますので、作業をする為の足場が必要になることもあり、その場合は追加で10万円程度がかかることも考慮しておかねばなりません。

火災保険の申請方法

火災保険の申請は、加入者本人が申請をする必要があります。

 

申請自体を、他人に代行することはできません。

 

また、火災保険の申請は、保険会社に災害で損害を受けていることを証明する為に、提出する書類が複数あります。

 

必要な書類は以下になります。

・保険金請求書

・事故内容報告書

・修理の見積書

・自然災害であることを証明する写真

 

報告書や工事に必要な見積書は、一個人で作成することは無理なので、対応できる専門業者への依頼が必須となります。

 

書類提出後も、保険会社の調査員が実際の損害箇所を確認に来ることもあります。

 

火災保険は、マイホームを持つほとんどの方が加入をしていますが、実際に利用するとなると非常に専門性が高く、素人が自力で解決するのはなかなか難しいものになっています。

 

その為、火災保険や建物に詳しい業者の協力は不可欠になります。

 

ですが、そんな難しそうな火災保険の申請も、ほとんどお任せで簡単に申請することが可能です。

 

火災保険の申請を簡単に済ませたいとお考えでしたら、下記の記事をご参照ください。

【簡単!】火災保険の申請方法と給付金がもらえるまでの流れを解説

まとめ

このコラムでは、「雪害で破損した雨樋を保険で修理することができるのか?」について解説してきました。

 

雪害で損害を受けた雨樋は、火災保険を使って修理をすることができます。

 

雨樋は、通常簡単に壊れるようにはできていませんので、いざ壊れたとなると経年劣化ではないかと自己判断しがちになる部位でもあります。

 

実際にプロの目で調査をしてみると、大雪や台風などの自然災害が原因であることがほとんどです。

 

雨樋の修理でお困りでしたら、一度火災保険の申請をご検討されてみてはいかがでしょうか?

弊社は、火災保険の申請サポートを専門に行っております。

申請から保険会社の調査員対応まで全面的にサポートしておりますので、気になる点がございましたら下記のフォームよりお気軽にご相談ください。

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