データで見る「ミエルモ」

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目次
1.分析概要は?
2.築年数は?
3.地域は?
4.構造は?
5.災害は?
6.損害は?
7.被害箇所は?
8.保険金額は?
分析概要は?
2025年7月1日にアウンコンサルティング株式会社が「ミエルモ」を譲り受けました。良い機会と考え、2019年9月~2025年6月の保険実績を分析してみました。保険申請を迷われている方の一助になれば幸いです。
築年数は?
保険承認が出た火災保険加入者の平均築年数は28年です。残念ながら、築10年未満の承認件数はごく僅かでした。
築年数保険単価49919円でした。これは(例)築年数30年、保険金額150万円→保険単価5万円を意味しています。ご自身の該当物件の築年数で保険申請した場合の参考とされてみてください。
地域は?
東京、神奈川、埼玉、千葉で41.9%でした。どの地域を強化したということはありません。やはり、世帯数の多さに依存している様に思います。
構造は?
木造・一戸建てが59.4%、木造・アパートが12.4%でした。やはりRC、鉄骨は厳しそうです。
災害は?
風災77.4%、大雪10.7%でした。異常気象もあり、台風、竜巻、突風などが増えていることが背景にありそうです。
損害は?
破損・汚損73.1%、ひび割れ13.2%でした。鑑定には細かい点を見落とさない集中力が求められます。
被害箇所は?
屋根25.2% 、外壁20.5%、塀9.8%、バルコニー9.8%でした。鑑定にはドローン、高所カメラなどが必要になります。
保険金額は?
平均保険金額は145万円でした。災害別では、火災356万円、風災155万円、水害125万円、地震119万円です。
保険会社別のデータもありますが、ここでは公表は控えます。保険承認率と合わせて活用できれば、保険更新や保険未承認時切替にも活用できそうです。
執筆者:ファイナンシャルプランナー 信太 明
掲載日:2025/9/3