火災保険を最大限に活用!使わないと損する理由と申請のポイント

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目次
1.火災保険は火災だけじゃない
2.見逃されがちな補償対象の被害
3.時効で消える請求権に注意
4.申請率はたった約15%という現実
5.請求しない5つの理由
6.火災保険の申請内容ランキング
7.住宅タイプ別のリスク傾向
8.地震保険と個人賠償責任補償の重要性
9.申請時に押さえるべき4つのポイント
10.プロに相談するメリット
11.信頼できるサポート企業の選び方
12.火災保険を最大限に活用するために
火災保険は火災だけじゃない
火災保険という名前から「火事のときだけ使える」と思われがちですが、実際には風災・水災・落雷・物の落下など、さまざまな災害や事故に対応しています。屋根の破損や浸水、家財の損傷なども補償対象になることがあります。
見逃されがちな補償対象の被害
外壁のひび割れや雨どいの歪み、室内の水漏れ跡など、見逃されがちな被害も補償対象になる可能性があります。特に屋根や外壁など、普段目にしない場所の損傷は見落とされやすいため、定期的な点検が大切です。
時効で消える請求権に注意
火災保険の請求には「被害発生から3年以内」という時効があります。気づかずに放置していると、請求できるはずの保険金を受け取れなくなることも。早めの対応が重要です。
申請率はたった約15%という現実
火災保険に加入していても、実際に保険金を請求した人はわずか約15%。多くの人が補償対象であるにもかかわらず、請求していない現状があります。
請求しない5つの理由
請求しない理由には以下のようなものがあります。
1)損害が軽微である
2)保険適用外と誤解している
3)保険の仕組みを勘違いしている
4)契約内容を確認していない
5)免責金額に満たないと思っている
火災保険の申請内容ランキング
申請内容の上位は以下の通りです。
1)風災・雹災・雪災
2)地震保険
3)火災・落雷・破裂爆発
4)個人賠償
5)水濡れ
6)盗難
住宅タイプ別のリスク傾向
一戸建てでは風災が多く、マンションでは水濡れや個人賠償が上位に。住宅の構造や立地によってリスクの傾向が異なるため、自分の住まいに合った補償を選ぶことが大切です。
地震保険と個人賠償責任補償の重要性
地震保険は火災保険ではカバーできない地震・津波・噴火による損害を補償します。個人賠償責任補償は、日常生活で他人に損害を与えた場合に備える特約で、特にマンション住まいの方に重要です。
申請時に押さえるべき4つのポイント
1)被害箇所の記録(写真・動画)
2)申請期限の確認(3年以内)
3)書類の不備を防ぐ(見積書・事故状況説明書など)
4)専門家のサポートを活用する
プロに相談するメリット
専門家に相談することで、見落としがちな被害の発見や、経年劣化との区別、書類作成の支援などが受けられます。成功報酬型のサービスも多く、安心して依頼できます。
信頼できるサポート企業の選び方
企業を選ぶ際は以下を確認しましょう。
1)手数料や成功報酬の明確さ
2)実績と口コミ
3)弁護士や建築士など専門家の在籍
火災保険を最大限に活用するために
火災保険は、火災だけでなく多くの災害に対応する重要な備えです。契約内容を定期的に確認し、被害があれば早めに申請することが、家計を守る第一歩です。専門家の力も借りながら、賢く活用しましょう。
執筆者:ファイナンシャルプランナー 信太 明
掲載日:2025/8/28