火災保険申請サポートの成功報酬額は?サポート会社の選び方や悪質業者の見分け方も紹介
火災保険では、火事だけでなく風災や水害などで生じた建物・家財の損害を補償してくれます。折り込みチラシやネットなどで火災保険の申請サポート・申請代行の情報を目にすることもあると思いますが、料金体系やサービス内容を理解した上で依頼したいですよね。
この記事では、火災保険申請のサポート会社の選び方や手数料の相場、サポートの仕組みについて解説します。悪質な業者の見分け方も紹介しますので、これから火災保険の申請を考えている方は参考にしてみてください。
・火災保険申請サポートの仕組みと選び方
・悪徳業者の見分け方
目次
火災保険申請代行と申請サポートの違い
火災保険申請サポートは建物・家財の被害状況を調査した上で、保険会社に提出する調査書を作成してくれるサービス>です。申請書類は自分で保険会社に提出しますが、手続き方法は担当者がサポートしてくれるので安心です。必要があれば保険会社や損害鑑定人に対して、被害状況の説明なども行ってくれます。
一方、火災保険申請代行では書類作成だけでなく、申請書類の提出まで担当者が一貫して行います。保険金の申請を代行してくれるので安心なようにみえますが、実は保険の約款に違反する行為なのです。
万が一申請代行業者が虚偽の申請書を作成した場合は、保険契約者本人が虚偽申請した扱いになってしまいます。その結果、保険金の支払いを受けられなくなったり、詐欺罪などの犯罪行為に巻き込まれたりする恐れがあるのでご注意ください。
火災保険申請サポートにかかる費用
火災保険申請サポートは申し込んだ時点では初期費用がかからず、保険金を受け取った後に成功報酬を支払うシステムを採用する業者が主流です。火災保険申請サポートの仕組みや成功報酬の相場をチェックしてみましょう。
申請サポートの仕組み
火災保険申請サポートは、以下の流れで保険金の請求に関するサポートを提供します。
- ・建物や家財の被害状況を調査
- ・保険会社に提出する被害状況の報告書を作成
- ・保険会社や損害鑑定人に対してして被害状況の説明
保険金の請求手続きは、保険契約者が自分で行う必要があります。そのため、保険金が受け取れる場合は契約者本人の口座に振り込まれます。保険金を受け取った後に、申請サポート業者が定める割合の成功報酬(手数料)を支払う仕組みです。
なお、受け取った保険金を使って損害を受けた部分を修理する義務はなく、修理する際の業者も自由に決めることができます。
成功報酬(手数料)の相場
火災保険申請サポートの成功報酬(手数料)の相場は、受け取った保険金の30~40%といわれています。サポートを申し込む際の初期費用はかからない業者がほとんどです。
ちなみに、ミエルモでは手数料の割合を35%(税別)に設定していますが、調査時に撮影した写真を広告などで使っても差し支えない方には30%(税別)分の手数料をご案内しています。
火災保険申請サポート会社の選び方
さまざまな業者が火災保険申請サポートを手がけていますが、信頼できる業者を見つけるための基準がわからないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、火災保険申請サポート会社を選ぶ時のチェックポイントを紹介します。
調査実績数と給付実績が多い会社を選ぶ
火災保険の請求額は、申請する時に提出する書類の内容で決まるといっても過言ではありません。保険金を受け取るためには、調査実績数や給付実績が多い会社など申請サポートに関する豊富なノウハウを持つ会社を選ぶのが大切です。
請求件数が多い会社なら保険会社が必要とする情報を熟知しているため、関係者への聞き取りや現地調査を的確に行ってくれます。そのため、申請書の説得力が高まり、適正な金額の保険金が支払われるのです。
費用がかかる場合、かからないケースを確認する
火災保険申請サポートから請求される費用は、保険金の割合に応じた手数料だけというケースがほとんどです。
ただし、損害を受けた部分の修繕をしなかったり保険金申請を取り下げたりした時にキャンセル料を請求される場合もあります。申請サポートを依頼する前に手数料以外にかかる費用について説明を受け、納得してから契約するようにしましょう。
注意!悪質な業者の特徴
火災保険申請サポート業者の中には、サポートの実態や手数料体系が不明確な業者が紛れ込んでいます。修繕業者と手を組んで、高額な修繕費用を請求する事例もみられます。悪質な業者を見分けるポイントを紹介しますので、火災保険申請サポート業者を選ぶ時は注意してください。
修繕が必須
「自己負担なし」「実質0円」をセールストークに、火災保険申請サポートの申し込みと同時に建物の修繕契約を結ばせる業者には注意が必要です。
修繕を応急処置で済ませた後、次々と追加工事を持ちかけて高額な支払いを迫るケースがみられます。修繕が不要の場合でも高額なキャンセル料を請求する業者もあるため、修繕とセットで火災保険申請サポートを契約するのは控えるのが無難です。
契約書がない
火災保険申請サポートの契約書がない、あるいは契約書を請求しても発行を渋る業者は、料金体系が曖昧な場合が多いので注意が必要です。
契約が口約束でも成立する点を悪用し、保険金が支払われた後に手数料の割合を勝手に変更したりする業者もみられます。後日のトラブルを避けるためにも、火災保険申請サポートを申し込む際は必ず契約書の取り交わしましょう。
実態がない
業者のホームページがない業者は火災保険申請サポートの実績が少ないか、サポート自体の実態がない可能性があります。
連絡先が公表されていないために、音信不通になるリスクも高めです。また、調査実績が少ないために保険会社からの質問に適切な回答ができず、本来受け取れるはずの保険金が受け取れないという事態も起こりかねません。特に、連絡先が携帯電話だけという業者には要注意です。
飛び込み営業や電話営業
飛び込み営業や電話営業で建物の傷みに関する不安をあおり、火災保険申請サポートの申し込みを迫る業者もみられます。
そのような業者にサポートを申し込んでしまうと、保険金の水増し請求や修繕に関するトラブルに巻き込まれる恐れがあるので注意してください。仮に不本意な契約を結んでしまった場合でも、契約後8日以内であればクーリングオフ制度を使って一方的に契約を破棄できます。
ギフト券などを配っている
火災保険申請サポートの契約のお礼として、業者がギフト券やポイント類をプレゼントするのは違法ではありません。しかし、プレゼントの獲得に複雑な条件が設定されていたり、プレゼントを受け取ったことを理由に申請サポートのキャンセルを受け付けない事例もみられます。プレゼントを受け取る際は、先に条件を確認するのが無難です。
ミエルモなら年間5,000件以上の給付実績
ミエルモでは、加入者がスムーズに保険金の受け取りができるようサポートしております。
申請書類の内容次第で受け取れる保険金の金額が変わる場合もあるため、信頼できる業者にサポートを依頼しましょう。
業界トップクラスの年間5,000件以上の調査を行い、約90%のお客様が保険金を受け取っています。他社のサポートで申請できなかった場合でも、ミエルモが調査した結果、保険金を受け取れたケースも多いです。
築10年以上の物件にお住まいの方はぜひ一度ご相談ください。
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軽微な被害も保険適応となるケースは多く、
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