【注意】火災保険申請サポートおすすめランキングは嘘?業者選びで見るべき4つのポイント
火災保険の申請は専門知識が必要な点が多く、「火災保険申請サポート」などの業者を利用する方が多いのではないでしょうか。
その際に、以下のような疑問が出てくることで、ランキングサイトなどを参考にされる方も多いようです。
- 「業者がたくさんあって、どこに依頼すればいいか分からない……」
- 「そもそも、申請サポートって必要なの?」
しかし、ランキングサイトの情報には注意が必要です。
そこで、今回はランキングサイトの注意点や、火災保険申請サポート業者の選び方について詳しく解説していきます。
- 火災保険申請サポートのランキングは要注意
- ランキングよりも見るべきポイント
- 申請サポート業者のメリット・デメリット
- 火災保険申請サポートに関してよくある質問
目次
火災保険申請サポートおすすめランキングは嘘?理由は?
火災保険申請サポート業者を調べているとき、ランキングサイトを見られる方も多いでしょう。
しかし、ランキングサイトの情報には注意が必要です。
その理由を3つ解説します。
報酬目的で書かれた記事が多い
一般的にランキングサイトは、その記事の執筆者が報酬を得ることを目的として書かれています。
そのため、サポート業者を利用しようと考えている方のために、親切に書かれているものではありません。
報酬を得ることが目的ですので、サイト側にとって都合が良い(報酬が高い)会社が上位に掲載されてしまう傾向が強いです。
ランキングサイトの順位を鵜呑みにするのではなく、最終的にはその記事の信憑性をご自身で判断することが重要になります。
広告に出てくるランキングページは要注意
インターネットの広告に出てくるランキングページは特に注意が必要です。
そのようなランキングサイトは、そのページをクリックしたり、そこから申し込むことで広告の運用者は報酬を得ることができる仕組みになっています。
当然ですが、広告費がかかっている分、それでも利益が出る(報酬の高い)業者しか紹介できません。
広告に出てくるランキングページは、余計に広告を運用する人にとって都合の良い業者を紹介している傾向が強いと言えるでしょう。
数字や実績に根拠がないケースが多い
サポート業者の調査数や給付金額など、実績の数字に根拠が無いケースも非常に多いです。
なぜなら、数字は虚偽の表示をしたり、書き方を工夫することでごまかすことができるからです。
例えば、設立直後にも関わらず「年間◯千件の調査実績」などと書かれている業者も多数存在します。
実績を確認する場合は、個別の事例を多数掲載しているか、という点を見ることが大切です。
火災保険申請サポートのランキングよりも見るべき4つのポイント
実際に、どの火災保険申請サポート業者へ依頼するべきか大変悩ましい問題だと思います。
そこで、火災保険申請サポートのランキングよりも事前に確認するべきポイントを4つにまとめました。
会社設立日
少なくとも、設立から1年以上経過している業者を選ぶようにしましょう。
なぜなら、設立から日が浅いと実績が少ないため、信頼性に乏しい業者といえるからです。
会社の所在地
会社の所在地はしっかりと確認するようにしましょう。
近年は気軽にオフィスを借りられるようになったことで、登記のみしている格安レンタルオフィスや、アパートなどの一般住居など、とても実態があるとは言えない業者も珍しくありません。
所在地がしっかりしているかというのは、会社の信頼性を見るうえで非常に重要です。
給付実績の掲載
前の項目でもお伝えしましたが、サイトに掲載されている数字は鵜呑みにしてはいけません。
それよりも、個別の給付実績がどれだけ掲載されているかを必ず確認しましょう。
火災保険の申請をする際に、過去の成功事例をどれだけ把握しているかは非常に重要になります。
しっかりと、ノウハウの蓄積がある業者を選ぶことが非常に重要です。
Googleの口コミ
業者の口コミをチェックすることも、非常に重要です。
そして、口コミをチェックするときには、必ず悪い口コミも確認するようにしましょう。
また、星5の口コミしかなかったり、あまりに短い期間で大量の口コミがついている場合は、やらせの可能性もあります。
そもそも火災保険の申請サポートは必要?
火災保険の申請は契約者1人でも行うことは可能です。
では、なぜ申請サポートが必要なのでしょうか?
その理由を3つご説明します。
火災保険の申請は加入者が不利
火災保険の申請は加入者が不利になりやすいです。
なぜならば、一般の契約者と保険会社では、専門的な知識の量に差があるからです。
一般的に、多くの加入者は保険や建物の構造、被害の状況についての知識が乏しいといえるでしょう。
一方で、保険会社は専門知識を備えた鑑定人へ査定を依頼し、加入者はご自身で被害の原因を証明しなければなりません。
つまり、圧倒的に加入者が不利だと言えるでしょう。
保険会社の不払い問題について
実は過去に、保険会社の保険金不払い問題が起きたことがあります。
今でも、保険会社は自然災害が起きたときに、保険金を請求できることについて積極的な案内は行わないことが多いです。
あくまでも、加入者から保険請求するものという姿勢で、申請されない限りは保険会社は動きません。
そのため、実際は申請できるにも関わらず、申請が漏れたままの加入者の方も多いと考えられます。
鑑定人への主張は個人だと難しい
鑑定人とは、建築物の構造や被害について専門的な知識を持ち、保険会社から委託されて査定を行う人のことです。
つまり、鑑定人は保険会社から報酬をもらって調査をしています。
また、鑑定人と加入者は基本的に一度しか会いませんが、保険会社からは継続的に仕事を依頼される関係が成立しています。
上記のことから、保険会社寄りの査定をしていると思われても不自然ではありません。
そのため、契約者が鑑定人へ被害状況を主張することは難しいと言えるでしょう。
火災保険申請サポートを利用するメリット3つ
火災保険の申請は契約者一人でも行うことは可能です。
しかし、サポート業者へ依頼することで書類作成の手間を省けたり、得られる保険金額が増えたりする可能性があります。
そのため、慣れない保険の請求を個人で行うよりも、サポート業者へ依頼することがお勧めです。
以下では、火災保険の申請サポート業者を利用するメリットについて、3つ説明します。
\ 成功報酬だから安心 /
1:個人では気付けない被害を発見できる
プロが建物を隅々まで調査するので、一般の方では気づけない被害を発見できる可能性が高いです。
例えば、屋根の上や壁の上部は一般の方では確認が難しいでしょう。
そのような普段目にしない部分も確認してもらい、他に申請できる被害が無いか調査してもらうことが可能です。
申請サポート業者へ依頼して、できるだけ申請漏れを防ぐようにしましょう。
2:被害の原因を特定できる
保険の申請には、いつ、何が原因で被害が発生したのか、加入者が証明しなければなりません。
しかし、実際、建築知識や保険に関する知識が少ない一般の方では、証明することは非常に困難と言えるでしょう。
申請サポート業者に物件調査を依頼することで、被害の原因を特定できる可能性が高まります。
\ 成功報酬だから安心 /
3:資料の作成を任せられる
物件調査で発見した被害の状況や、特定した原因について、書類の作成を任せることができます。
加入者の方は、その資料を保険会社へ提出したり、その資料を基に保険会社へ説明したりするだけで良いので、大幅に手間を減らすことができるでしょう。
火災保険申請サポートのデメリット2つ
ここからは、申請サポート業者を利用する際のデメリットについてもご説明します。
デメリットとしては2つあるため、1つずつ見ていきましょう。
1:手数料が発生する
保険金が支払われたときには、その金額から一定額を手数料としてサポート業者へ支払う必要があります。
保険の申請全てを加入者自身で行う方が、最終的に得られる保険金は多くなります。
しかし、サポートを受けなかった場合は、そもそも保険金はおりないかもしれません。
多くのサポート業者は成果報酬なので、保険金が全く手に入らない可能性を考えると、結果的にはサポート業者へ依頼するメリットの方が多いでしょう。
2:悪質な業者を見極める必要がある
自然災害の増加にともなって、火災保険の申請サポート業者も増えてきました。
中には、強引な契約をしたり、虚偽の申請をするように提案されたりというトラブルも発生しております。
検討の際には、上述した4つの項目を事前にしっかり確認するようにしましょう。
火災保険申請サポートに関してよくある質問
申請サポートの手数料はいくら?
業者によって手数料は異なりますが、手数料は30~40%が相場です。
初期費用はかかりません。
また、手数料とともに重要なのは、認定率(保険申請して認められる確認)です。
そもそも、保険会社に認められなければ、保険金は全くもらえないため、実績の豊富な業者を選ぶことが重要です。
保険金がもらえなかった場合はどうなる?
ほとんどのサポート業者は、成功報酬です。
以下のような場合は手数料はかかりません。
- 調査をした結果、申請できるような被害がなかった場合
- 保険申請をした結果、保険会社から認められなかった場合
保険金がもらえなかった場合でも、お客様にデメリットはありませんので、一度業者へ相談されることをおすすめします。
申請サポートに違法性はない?
「申請サポート」には違法性はありません。
一方で、保険申請は加入者が行わなくてはなりません。
代理で請求することができる弁護士や行政書士以外の業者が行った場合は、「申請代行」となり違法となります。
他社と比較して利用することはできる?
調査後のキャンセルの場合は違約金が発生する可能性があります。
また、複数の会社で調査を行い、一番見積額が高かった業者の資料を元に保険会社へ申請するとします。
しかし、保険会社への申請額=認定額ではありませんので、単純に金額のみを比較することにはあまり意味がありません。
高い金額で申請することではなく、根拠のある内容で申請できるような会社を選ぶようにしましょう。
まとめ:火災保険申請サポートをおすすめランキングで選ぶのは非推奨
火災保険申請サポート業者のランキングサイトについて解説してきました。
結論、ランキングサイトは、記事の執筆者にとって都合のいい情報になっている可能性が高いため、業者選びの参考にすることは推奨できません。
上記で解説した業者選びのポイントなどを参考にして、ご自身の判断でサポート業者を選ぶようにすることが非常に重要です。
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