「火災保険に入ってるかわからない...」自分が入ってる火災保険の調べ方は?
火災保険は火災や自然災害などが原因で、建物や家財に損害を受けた場合に申請をすることができる保険です。
家を購入した際や、引っ越しの時の、様々な手続きと同時に火災保険に加入される方が多いのではないでしょうか。
そのため、何となく火災保険に入っているという方もおられると思います。
火災保険に入ったような気がするけど、自宅が補償されているかどうかわからない、という状況は不安ですよね。
この記事では、加入している火災保険の調べ方や、加入している場合に知っておいてほしいことを説明します。
- 火災保険に入っているかわからない場合の5つの確認方法
- 入っているなら必ず知っておきたい3つのこと
- 火災保険に入っている人が初めにするべきこと
目次
火災保険に入ってるかわからない場合の確認方法
火災保険に入っているかどうかわからない場合、どのような調べ方があるでしょうか。
保険証券が手元にある場合は、すぐに確認をすることが可能です。
しかし保険証券がない場合でも、加入しているかどうかを調べるには、5つの方法があります。
自分が入ってる火災保険の調べ方①保険証券を確認する
火災保険に入っているかどうかわからない場合、一番確実な方法は「保険証券」を確認することです。
「保険証券」は、火災保険に加入した場合に保険会社から郵送されてきます。
保険証券には、保険期間や保険金額などの補償内容、どのような損害が対象となるかについて記載されています。
もし保険証券が見当たらない場合でも、後述の4つの方法で加入していること確認ができた場合は、保険会社に再発行の依頼をしましょう。
自分が入ってる火災保険の調べ方②自宅に届くハガキを確認する
2年以上の保険期間の火災保険に加入している場合、保険会社から定期的にハガキ等のお知らせが届きます。
保険期間が1年の火災保険の場合は、1年に1回の更新があるため、更新手続きの際に契約内容確認が可能です。
2年以上の契約の場合は、すぐに更新手続きがないため、契約内容などが記載されたお知らせが、契約者住所に届く仕組みとなっています。
お知らせのハガキ等が届いていれば、加入している保険会社を確認していただけます。
自分が入ってる火災保険の調べ方③通帳の取引履歴を確認する
3つ目として、「通帳の取引履歴を確認する」という方法があります。
火災保険の保険料は、一括で支払いをしている場合を除いて、銀行引き落としで支払うことが多いです。
銀行口座の取引履歴の中に、保険会社の名前が出てきた場合、火災保険の保険料として支払っている可能性があります。
保険会社の名前があった場合は、保険会社のお客さま窓口に連絡をして、加入状況について確認をしてみましょう。
自分が入ってる火災保険の調べ方④住宅ローンを契約した銀行に連絡する
住宅を購入する際、銀行で住宅ローンの手続きを行い、資金を準備するケースは少なくありません。
その場合、銀行から火災保険の加入を勧められ、火災保険の手続きをするケースがあります。
住宅ローンを組んでいる銀行の担当者に確認し、加入の有無を確認することも一つの方法です。
自分が入ってる火災保険の調べ方⑤管理会社に確認する(賃貸の場合)
賃貸物件にお住まいの場合は、賃貸契約の手続きの際に、ほとんどの方が火災保険に加入します。
マンション等の建物は、大家さんの所有となるため、建物の保険は大家さんが加入します。
しかしご自身の家財に損害があった場合には、大家さんの保険では補償されないため、自分自身で火災保険に加入することが必要です。
ほとんどの場合、不動産屋の紹介で加入することになるので、不動産屋に確認をしてみましょう。
火災保険に入っているなら必ず知っておきたい3つのこと
火災保険に入っていることを確認されたら、知っておいていただきたい3つのことがあります。
特に、築年数が10年以上の戸建てにお住まいの方には、ぜひご確認いただきたいです。
詳しい内容については、参考記事に詳しく記載されていますので、ご確認をお願いします。
【参考記事】:火災保険の給付金とは?請求期限など築10年以上の家に住む人が知るべきこと
築10年以上の家なら約9割が申請対象
多くの家は、建ってから10年以上経過すると、風災による瓦の浮きや、室内の雨漏りなどの損害が見られるようになります。
特に屋根の上は、台風などの被害を受け、何かしらの損害が見つかるケースが多いです。
建物の調査を行った場合、築10年以上の家では、約9割の確率で、火災保険の申請対象となる損害が見つかっています。
該当すると思われた方は、ぜひ一度調査されることをおすすめします。
申請期限は被害発生から3年以内
火災保険には、「被害を受けてから3年以内に申告をしないといけない」というルールがあるため、速やかに申請をすることが重要です。
被害が発生してから時間が経過すると、被害の発生原因を特定することが難しくなります。
被害を発見した際には、早めに申請をすることをおすすめします。
調査から平均1ヶ月で給付金がもらえる
火災保険の給付金を申請した場合、スムーズに認定されれば、調査から2週間から1ヶ月程度で受け取ることが可能です。
鑑定人による現地調査が入った場合は、長くて3ヶ月程度かかることがあります。
おおよそ平均して、1ヶ月で給付金を受け取ることができます。
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火災保険に入っている人が初めにするべきことは?
火災保険に入っていることが確認できた場合、初めにしていただきたいことをお伝えします。
「自宅に被害を受けている箇所がないか、確認をしてください。」
火災保険は火災による損害だけでなく、台風などの自然災害による損害も申請の対象となります。
築10年以上の建物の場合、火災保険の申請対象となる何かしらの被害を受けている可能性が高いです。
プロに任せることで、自分では気がつくことのできなかった被害を、発見できる可能性も高くなるでしょう。
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火災保険の申請方法とコツについては、参考記事で詳しく説明をしています。
【参考記事】:火災保険の申請方法と3つのコツ|申請事例も写真付きで解説
まとめ:自分が入ってる火災保険の調べ方は5つ
家を購入した際や、引っ越しの際に、必ず加入しているはずの火災保険ですが、実際に加入しているかどうかわからない方も多くおられます。
自分が入っている火災保険を確認したい場合には、5つの調べ方があります。
- 保険証券を確認する
- 自宅に届くハガキを確認する
- 通帳の取引履歴を確認する
- 住宅ローンを契約した銀行に連絡する
- 管理会社に確認する(賃貸の場合)
いずれかの方法で、入っている火災保険をご確認いただくことができるでしょう。
また自宅に被害があるかもしれないという不安がある場合は、お気軽にご相談をいただければと思います。
ご相談は無料ですので、気になることがあればお気軽にご連絡ください。
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