火災保険の無料診断は使うべき?4つの理由を解説

火災保険を申請しようと調べると、「無料で修理できる」「あなたの家を無料で診断します」というようなネット広告を目にしたことはないでしょうか?

 

この「無料診断」というものは、使っても大丈夫なのか?

 

サービスの業態から、使う理由と業者の選び方についてこのコラムでは解説していきます。

この記事でわかること
・火災保険の「無料診断」の役割
・無料診断を使うメリット、デメリット
・無料診断をしてくれる業者の選び方

 

火災保険の無料診断

火災保険の基礎知識として、火災保険は「火災」だけが補償される保険ではありません。

 

基本的に、火災以外にも風災、雷災、雪災、雹災などが補償されており、別途加入していればその他多くの補償を受けることができます。

 

家の破損を見つけた際、台風が原因であれば風災として認定を受けられますし、大雪によって損害が出ていれば雪災として認定を受けることができます。

 

火災保険の基本については、下記の記事をご参照ください。

【自然災害に遭う前に必読!】火災保険とは?補償内容の基本を解説!

 

また、火災保険の補償項目で認定を受けられる損害事例を下記の記事で解説しています。

合わせてご参照ください。

【事例付き】火災保険の補償範囲!風災、雪災、水災、雷災、雹災とは

 

無料診断とは?

火災保険の無料診断とは、「建物を調査して、自然災害による損害の有無を確認し、火災保険の申請が可能かどうか」を調査してくれるサービスになります。

 

火災保険を申請するには専門業者のサポートが必要

なぜ、このようなサービスが存在しているかというと、火災保険の申請は個人が一人で完結させることが非常に難しいからです。

 

火災保険を申請する時には、災害によって損害が出ていることを証明し、修理に必要な細かな見積書の提出が求められます。

基本的に、下記の書類を揃える必要があります。

・保険金請求書

・事故内容報告書

・修理の見積書

・自然災害であることを証明する写真

 

目視で壊れていることがわかる内容であっても、それが台風で壊れたのか、経年劣化で壊れたのかを証明しろと言われても、素人にはどうしようもできません。

 

修理に必要な見積書は、部材代から工事の人件費までを算出して出さなければならないので、これは工事が請け負える業者の仕事になってしまいます。

 

火災保険は、マイホームを持たれているほとんどの方が加入をしていますが、いざ使おうと思ってもすんなり保険金を支払ってもらえない仕組みになっています。

 

その為、多くの方は「万が一の為だから」という当てのない理由で、掛け捨ての高額な保険料を支払い続けることになっているのです。

 

また、保険で修理できるものを、そもそもの保険の活用方法を知らないで加入していることが多いので、高額な修理代金を自費で支払うことになっているのです。

 

無料診断をしてくれる業者の報酬はどうなってる?

無料診断を行ってくれる業者は、建物の損害状況の調査、報告書や修理に必要な見積書などの必要書類を作成してくれます。

 

火災保険の申請までならここまでで十分ですが、申請後は保険会社の審査があり、場合によっては保険会社から依頼された鑑定人が現地を確認しに来ることもあります。

 

この時の鑑定結果で概ね認定される保険金が確定します。

 

鑑定結果で大幅な減額や否認されてしまった場合でも、建物の構造や修理に詳しい業者であれば、修理の必要性をしっかり説明してもらえますので認定金額が大きく変わることもあります。(保険金を上げるように交渉するのは法律違反になるので注意)

 

個人で対応してしまうとこういった知識がない為、保険会社の言い値で決めなければならなくなります。

 

無料診断をしてくれる業者は、こういった一通りのサポートをしてくれますので、保険が認定された時にのみ、保険金の一部を成果報酬をして支払う仕組みになっています。

 

支払う報酬額は、認定された保険金の30〜40%程度が相場となっています。

 

要するに、建物に損害があるのかを無料で診てもらい、保険申請ができる状態ならばそのまま保険金が認定されるまでサポートしてもらうという内容です。

 

大抵の場合、調査して損害が見つからない場合は無料としている業者が多いですが、稀に違約金を請求してくる業者もありますので、その辺りは申し込む前に十分な確認が必要になります。

火災保険の申請方法

申請から入金まで5つのステップがあります。

建物の損害状況を調査する

保険会社に電話をして申請書類を取り寄せる

見積もり・報告書などを保険会社に提出する

保険会社が審査を行う

認定されたら入金される

 

無料診断の様なサポート業者を利用する場合、あなたがやることは主に以下の2点です。

・保険会社に電話をして申請書類を取り寄せる

・資料が揃ったら保険会社に送付する

 

書類の準備や面倒なことはサポート会社が手伝ってくれますので、非常に簡単に火災保険の申請を行うことができます。

 

詳しい火災保険申請の流れについては下記の記事をご参照ください。

【簡単!】火災保険の申請方法と給付金がもらえるまでの流れを解説

火災保険の申請サポート業者の選び方

火災保険を使う上で、サポートしてくれる会社の選び方はとても大切です。

 

ここを間違えると、とんでもない失敗をすることもありますので十分にご注意ください。

 

いい加減な業者を選んでしまうと、下記のような懸念点が発生します。

・修理に必要な見積りが甘くて認定金額が少なくなる(適切な申請でない為、否認される可能性もあり)

・成果報酬の手数料が高すぎる(50%以上など)

・保険金が受け取れなくても工事が必要となる(または高額な違約金を請求される)

・保険の契約や法律を無視した提案をしてくる(最悪、保険の契約解除になる恐れがある)

など、トラブルに発展する可能性もでてきます。

 

「会社のホームページがない」「事前説明がしっかりしていない」「契約書がない」等の業者が平然とありますので、十分に注意が必要です。

火災保険の無料診断を使う3つの理由

火災保険を使う上で、サポート業者の必要性を少しずつご理解いただけたのではないでしょうか。

 

4つのメリット

火災保険の無料診断を使うべき理由は4つあります。

・自分の気づいていなかった損害を知れて、未然に家の修理ができる

・損害箇所を隅々まで調査してもらえるので、保険金を多く受け取れる可能性がある

・保険会社への申請、書類の送付以外の面倒なことを引き受けてくれる

・修理して余ったお金を自由に使える(修理しなくても法的には問題なし)

 

デメリットは2つ

デメリットを挙げると2つあります。

・保険が認定されると、成果報酬として手数料を払う必要がある

・業者選びを間違えるとトラブルになったり、法外な違約金を請求される可能性がある

 

保険金の使い道は自由度が高い

火災保険は、ルールを知るととても自由度の高い保険であることがわかってきます。

 

まず、火災保険で認定された保険金は家の修理をしなくても問題にはなりません。

 

しかし、同じ箇所の損害が次の台風などで拡大してしまった場合、同一箇所の火災保険申請はできませんのでご注意ください。

※修理をした上で、再度損害を受けた場合は保険の適用を受けられます。

 

また、火災保険を使っても、保険料は上がりません。

 

さらに、個人の場合は非課税となっているので税金を払う必要もありません。

 

このように、火災保険は認定されるまでに手間はありますが、保険金の使い道に対してはとても自由度が高いです。

まとめ

この記事では、火災保険の「無料診断」について解説してきました。

 

あなたのお家で「火災保険が適用可能か」を無料で診断してもらえますので、自分では認識のない損害が見つかる可能性があります。

 

認定された保険金の使い道も自由度が高いので、払いっぱなしの火災保険がございましたら、一度使ってみることをご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

気を付けていただきたいのは、こういった業種のサービスは認知度が低いので、サポート業者選びを間違えると思わぬトラブルに発展することもありますのでご注意ください。

 

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