火災保険で家の修理は可能?家の破損を自分で修理する前に保険申請を。

家は建ってから年数が経過すると、何かしらの破損が発生します。

 

  • 台風の強風で屋根が破損した
  • 大雪で雨樋やカーポートが破損した
  • 模様替えをしているときに、棚を倒して床に傷をつけてしまった

 

これらのようなことが原因により、気付いてなくても破損を受けているということは非常に多いです。

 

ご加入されている火災保険にはほとんどの場合、「自然災害による被害」「不測かつ突発的な事故」の補償が付いているため、火災保険で修理できる可能性があります。

 

ミエルモでは年間5,000件以上の調査を実施していますが、築10年以上の建物では約90%で、何かしらの申請対象の損害が見つかっています。

 

自宅の破損を修理する前に、火災保険の申請対象に該当するのか、また該当する場合の申請方法などを確認していきましょう。

 

この記事でわかること
  • 火災保険で家の修理をするために、必要な火災保険の補償
  • 火災保険の申請対象になる家の破損事例
  • 火災保険を使って、家を修理するまでの流れ

 

火災保険で家の破損は修理できる?【結論】

結論からお伝えしますと、火災保険で家の破損は修理できる可能性が高いです。

 

加入されている火災保険に、破損の修理が可能な「対象の補償が付いている」必要があります。

 

では火災保険で破損を修理するためには、どのような補償が付いている必要があるのかを確認していきましょう。

 

火災保険で家の修理ができるかは「対象の補償が付いているか」が鍵

火災保険は火災が発生したときに補償されると思われていませんか?

 

火災保険では火災だけでなく、台風や大雪などの自然災害が原因によるもの、また不測かつ突発的な事故についても補償されているケースが多いです。

 

火災保険で家の修理をするためには、次の3つの補償が付いているかどうかが鍵となります。

 

  • 風災による破損
  • 雪災による破損
  • 不測かつ突発的な事故による破損

(保険会社によっては、破損・汚損等という表記の場合もあります。)

 

火災保険では、ほとんどの場合これらの補償が付帯されていますが、念のために証券のご確認をお願いします。

 

【参考】:火災保険の給付金とは?請求期限など築10年以上の家に住む人が知るべきこと

火災保険の申請対象になる家の破損事例

火災保険で家の修理ができるかどうかは、主に対象の3つの補償が付いている必要があることを確認しました。

 

実際に風災、雪災、不測かつ突発的な事故について、どのような場合に補償されるのかを紹介していきます。

風災による破損

 

風災とは、台風、旋風、竜巻、暴風等により生じた損害のことをいいます。

 

  • 台風で窓ガラスが割れた
  • 竜巻の風で窓ガラスが割れた
  • 台風よる強風でカーポートが壊れた

 

このような損害は、風災により補償されています。

雪災による破損

雪災とは、豪雪の際の重み、雪の落下などによる事故または雪崩により生じた損害のことをいいます。

 

ただし、融雪洪水による損害は雪災ではなく水災としての取り扱いになります。

 

  • 雪の重みで屋根や雨樋が壊れた
  • 室外機や給湯器が大雪で故障し
  • 雪が積もってカーポートや物置が壊れた

 

これらの損害は、雪災により補償されています。

不測かつ突発的な事故による破損

「不測かつ突発的な事故」とは、故意ではなくうっかり起こしてしまった偶然な事故により、傷つけたり壊してしまったケースが該当します。

 

  • 掃除中に壁に物をぶつけてしまい、傷が入ってしまった
  • 家具の配置替えをしていて棚を倒してしまい、棚とテーブルが破損した
  • 子供が室内でボールを投げ、窓ガラスが割れてしまった

 

また不測かつ突発的な事故については、免責金額が設定されていることがあります。

 

修理費が免責金額を上回らない場合は、給付金の支払い対象外となるため、証券などで免責金額が設定されているかどうか、確認が必要です。

火災保険を使って家の修理をするまでの流れ

家の破損を見つけ、火災保険の申請を行う場合は、火災保険申請サポートを利用いただくことをおすすめしています。

 

また火災保険の申請は慣れていないと書類の作成も難しいため、プロに力を借りることで保険会社に提出する資料の作成を任せることができます。

 

火災保険申請サポートを利用する場合の、申請の流れは下記の通りです。

 

  • 火災保険申請サポートに連絡
  • 火災保険の契約内容を確認
  • 火災保険申請サポート業者による現地調査
  • 火災保険申請サポート業者による必要書類の作成
  • 保険会社による審査
  • 保険金の入金・手数料の支払い

 

更に詳しい内容は、以下の記事に記載されていますので、ぜひご確認いただければ幸いです。

 

【参考】:火災保険の申請方法と3つのコツ|申請事例も写真付きで解説

まとめ:火災保険を使わずに自分で修理するのは損

自宅に発生した破損が、火災保険で修理が可能な補償対象となる可能性は高いです。

 

建物の破損箇所をそのままにしておくと、破損箇所から家の劣化が進んでしまうため、早めの修理をおすすめします。

 

修理には火災保険を使える可能性が高いため、まずは被害が火災保険の対象となるかを確認しましょう。

 

被害の調査や資料作成を個人で行うことは難しいため、火災保険申請サポートで年間5,000件の調査実績のあるミエルモにお任せください。

 

弊社では完全成功報酬でのサポートとなるため、保険金を受け取られたときにのみ手数料が発生します。

 

ご相談も無料ですので、ご自宅に気になる破損がある場合は、まずはお気軽にご相談ください。

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